
プチ豊胸として人気を集める、ヒアルロン酸注入。その触感は柔らかいと思われがちですが、硬くなってしまったので除去してほしいと相談にいらっしゃるゲストも少なくありません。今回ご紹介するゲストもその一人です。「ヒアルロン酸を除去し、柔らかくて大きなバストになりたい」と希望されたゲストが選択したのは、脂肪注入豊胸でした。脂肪注入豊胸によって、大きな変貌を遂げたバストをご覧いただきましょう。これを読めば、自然なバストを手に入れる豊胸術の効果が分かります。
目次
【豊胸相談】ヒアルロン酸注入で硬くなった胸をどうにかしたい……。
ヒアルロン酸豊胸をされた女性のバストをご覧ください。この女性はヒアルロン酸豊胸後、バストの硬さに悩まれていました。ヒアルロン酸豊胸と聞くと柔らかい触感をイメージする方もいらっしゃると思いますが、柔らかいのは顔に用いるヒアルロン酸であって、豊胸に用いるヒアルロン酸は粒子が大きく、粗いものを注入します。粒子が大きいヒアルロン酸は吸収されにくく、効果を持続することができるのです。効果が長持ちするという点ではメリットかもしれませんが、いずれは吸収されることに変わりありません。
豊胸ヒアルロン酸を溶解除去し、硬さと不自然な形を解消
エコーでヒアルロン酸の位置や量を確認しながら、ヒアルロン酸にヒアルロニダーゼを注入して溶かした上で、吸引除去を行いました。無事ヒアルロン酸を除去できたものの、もちろんボリュームはダウンします。そこで女性ゲストが次の豊胸として選択されたのが、コンデンスリッチ豊胸です。
なお、ヒアルロン酸が入っていたスペース(空洞)を閉ざす必要があるため、コンデンスリッチ豊胸までに2〜4週間ほどの期間を空けていただきます。スペースが閉じないまま脂肪を注入すると、脂肪が塊になりやすく、しこりになる可能性が高まるからです。ゲストには後日来院いただき、スペースが閉じていることを確認してからコンデンスリッチ豊胸を行いました。
脂肪注入こそ、豊胸手術で柔らかいバストを手に入れる唯一の方法
ヒアルロン酸除去前と除去後、コンデンスリッチ豊胸後のバストを比較してましょう。ヒアルロン酸除去前の不自然なバストラインは、コンデンスリッチ豊胸によってごく自然な形になったことがお分かりただけるかと思います。ゲストが気にされていた硬さも解消され、大変満足いただけました。
ちなみにこちらのゲスト、更なるボリュームアップを希望されたため、6ヶ月後に2回目のコンデンスリッチ豊胸を行う予定です。
脂肪注入豊胸を2回に分けて行うメリット
今回のゲストのようにバストのサイズをできるだけ大きくするなら、1回の脂肪の注入量を増やすのではなく、2回に分けて注入する必要があります。1度で注入できる脂肪量は平均しても片胸250ccであり、これ以上の脂肪を注入すると内圧が高くなり、脂肪が壊死してしまうからです。また、2回目の脂肪注入は1度目の脂肪注入後に皮膚が伸びるため、脂肪が定着しやすくなるというメリットもあります。
なお、「何度も脂肪吸引したくない」という方もご安心ください。当院には脂肪を凍結保存する設備が整っているので、1度の脂肪吸引で2回の脂肪注入が可能です。更なるボリュームアップができる上に、体への負担も少なくすることができます。
まとめ
- ヒアルロン酸豊胸は触感が柔らかいと思われがちだが、実は硬い
- THE CLINIC ではエコーを見ながらしこりになったヒアルロン酸を溶かして除去
- 柔らかさと自然さを求めるゲストが選択されたのは、コンデンスリッチ豊胸