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大橋 昌敬
2018-08-21

放っておくと怖い! シリコンバッグ豊胸後のリップリングとは

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放っておくと怖い! シリコンバッグ豊胸後のリップリングとは

リップリングは、シリコンバッグ豊胸後に起こる代表的なトラブルのひとつです。見た目に支障をきたすケースがほとんどなので除去される方も少なくないのですが、なかにはそのままにしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか? 以下でも詳しくお話ししますが、リップリングを放置することは大変危険です。リップリングの原因は? 放置するとどうなるの? 解決法は? 実写真をお見せしながら詳しくお話しします。

リップリングになると、シリコンバッグの縁や表面が触れる

シリコンバッグ豊胸後、バストに不自然なしわができたり、バッグの形が分かるようになったり、触るとペコペコしたり……。これらの症状が起こっている人は、リップリングの可能性が高いでしょう。見た目に大きな支障をきたすと言われるリップリングですが、圧迫されて痛みを感じる人も少なくありません。
なお、リップリングは術後すぐにあらわれるケースと、術後しばらくしてからあらわれるケースがあります。

シリコンバッグ豊胸後のリップリングの画像

リップリングはどんな時に起こる?

リップリングの原因は、シリコンバッグが胸の中で折れ曲がってしまうことや、バッグが圧迫されることが原因です。では、このような事態はどんな時に起こるのでしょう? 考えられるのは、以下の3つです。

①シリコンバッグ挿入時(手術時)

日本人は、欧米人に比べて痩せ型が多いと言われています。そのため必然的にシリコンバッグの挿入スペースが狭いことが多く、手術時にバッグがズレて、リップリングになりやすいのです。この原因の場合、リップリングは手術直後に発症するでしょう。

②術後、バスト内でシリコンバッグが動いた時

スムースタイプのシリコンバッグ

スムースタイプのシリコンバッグに多いのが、術後しばらくしてから起こるリップリング。スムースタイプのシリコンバッグは表面がツルツルしているため、他のバッグに比べてバスト内で動きやすい(滑りやすい)のです。

③カプセル拘縮によって胸が圧迫された時

カプセル拘縮とは

カプセル拘縮によってバストが圧迫されてバッグの形が目立つことで、リップリングが起こることがあります。この場合、バスト表面が波打った状態になるケースが多く見られます。

★カプセル拘縮とは?
シリコンバッグの周りにできる被膜(バッグを包み込むように形成される膜)が必要以上に厚くなることで、バッグを強く締め付けている状態です。バストの感触が硬くなるだけでなく、バッグの形が露になることも。まるでテニスボールのような見た目になったりもします。

放置は危険! リップリングをそのままにしていると……

シリコンバッグ豊胸後のリップリングを放置すると、痛みや発赤といった症状があらわれることがあります。折れ曲がったシリコンバッグの縁がバストの一点を圧迫し続けるためです。尖ったバッグの角がバストの皮膚を突き破ったり、皮膚壊死を起こしたりすることも十分にあり得ます。
実際の例をご覧いただきましょう。写真のゲストは、若干ではありますが、リップリングによって右胸の一部が赤く変色していました。エコー検査では、皮膚からバッグまでの距離がたった2.1ミリであることを確認しました。シリコンバッグが、いかにバストを圧迫していたのかが分かります。

シリコンバッグ豊胸の失敗例

リップリングを予防・解決する方法は?

リップリングの予防には、自身のバストに合ったサイズのバッグや、表面がツルツルしていないバッグを選ぶことが大切です。ただ、これはあくまでも予防策のひとつに過ぎません。リップリングの原因のひとつ「カプセル拘縮」は、10人に1人が経験すると言われるトラブル。例えシリコンバッグのサイズや材質を注意しても、このトラブルを避けられないケースも少なくありません。残念ながら、リップリングにも同じことが言えます。
さらに、リップリングを一度起こしてしまえば、マッサージなどでは改善できません。現在シリコンバッグが入っている方は、バッグを除去するのが一番の予防策と言えるのではないでしょうか。

シリコンバッグ除去と脂肪注入豊胸でリップリングを解決した女性

シリコンバッグを除去すればリップリングが防げるとはいえ、バストの大幅なボリュームダウンは避けられません。そのためか、シリコンバッグ除去と同時に脂肪への置き換えを希望される方が増えています。こちらのゲストもその一人です。シリコンバッグ豊胸後、左胸内側の突起を気にされていました。これはシリコンバッグの尖った縁、つまりリップリングです。このストレスから解消されたいとのことで、シリコンバッグの除去と同時の脂肪注入豊胸を希望されました。
下の写真をご覧ください。取り出したシリコンバッグは、折れ曲がって尖っていました。その後脂肪注入を行い、見た目も触り心地も自然なバストに仕上がりに。大幅なサイズダウンもなく、ゲストに喜んでいただき何よりです。

リップリングの解決法


まとめ

  • シリコンバッグの表面や縁が皮膚に触れてしまうのが、リップリング
  • 今バッグを入れている人の予防策は、除去しかない
  • 大幅なボリュームダウンを懸念される人は、脂肪に置き換える

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